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デンマンが日々思ったこと考えたこと感じた事を書きます。

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室生犀星を旅する PART 2 OF 3


純日本風な大和撫子(やまとなでしこ)を想わせる卑弥子さん



22世紀のミーちゃんハーちゃんを
彷彿(ほうふつ)とさせる卑弥子さん


男は卑弥子さんの中に、この2つの全く異なる人格を見て、たまげてしまうのですよう。

あたくしは、全く異なる人格をデンマンさんに見せ付けたので、デンマンさんはビックリしてしまったのですか?

そうですよう。僕は唖然としてドン引いてしまったのですよう。うしししし。。。

それって。。。それって。。。いつの事でござ~♪~ますか?

やだなあああぁ~。。。また僕に同じ事を言わせるのですか?。。。あの箱根の強羅温泉の出来事ですよう!



あたくしがデンマンさんにヨガの秘法の「鶴の舞」をお見せしたのがいけなかったのでござ~♪~ますか?

そうですよう。くどくなるから、その時の出来事をここで詳しく述べる訳にはゆきません。この記事を読んでいる人の中には上の写真を見ただけで、うんざりしている人も居るはずですからね。。。初めてこの記事を読む人は、どうか次のリンクをクリックして読んでくださいね。

■ 『衝撃の角度 (2008年6月1日)』

あたくしがこの時デンマンさんに2つの人格をお見せしたとおっしゃるのでござ~♪~ますか?



そうですよう。僕と露天風呂に一緒に入る時に卑弥子さんは、とっても恥ずかしそうにして言ったものですよう。「デンマンさん。。。、あたくし。。。恥ずかしいわぁ~。。。どうか、あまりご覧にならないようにしてくださいましね」 このように言ったのですよう。

そうですわ。それが、どうかしたのでござ~♪~ますか?

それなのに、しばらくたつと、まるで別人になったかのように、ガバッと洗い場に立ち上がり急に「鶴の舞」を見せ始めたのですよう。

それほど。。。それほど。。。急な事でしたかしら。。。?

だから僕はビックリしたのですよう。

それで。。。それで。。。お風呂から出た後で、あたくしと一緒に寝所を同じくした時にデンマンさんは二人のお布団の間に“つい立て”を立てたのでござ~♪~ますか?

そうですよう。僕は“ドン引き”せずには居られなかったのですよう。

つまり、あたくしの中に二人の全く違う人格をご覧になったと思い込んでしまったのですわね?

だって、そうでしょう?今まで、おしとやかに振舞っていた平安時代の貴婦人が、急に22世紀に生きているミーハーのように洗い場に飛び出して、裸でアクロバットを始めたのですよう!誰だってビックリしますよう!

分かりましたわ。あたくしはデンマンさんを驚かせてしまったようですわね?

驚かせたとか。。。ビックリさせたとか。。。そんな生易しいものではなかったのですよう。。。んもお~~。。。卑弥子さんという人は一体どのような人なのだろうか?。。。卑弥子さんの性格だとか、生い立ちだとか。。。調和と統一の欠けた卑弥子さんの精神状態を僕は改めて見直す必要に迫られたのですよう。

つまり。。。つまり。。。デンマンさんは、あたくしのオツムがイカレテしまったと思ったのですわね?

まあ。。。何と言うかぁ~。。。天と地がひっくり返ったような気がしたものですよう。

分かりましたわ。あたくしの中に精神異常者をご覧になったとおっしゃりたいのですわね?

僕は。。。僕は。。。そこまで言いませんよう。。。ただ。。。ただ。。。

今日は、あのォ~。。。デンマンさんは、あたくしの精神分析をしようとなさるおつもりなのですか?

ちがいますよう。室生犀星と長女の朝子さんのことを話そうとしたら。。。また、いつものように卑弥子さんが余計な事を話し出したから。。。このように。。。このように。。。脱線してしまったのですよう。。。うしししし。。。

うしししじゃござ~♪~ませんわ。

でもねぇ。。。脱線したようだけれど、実は、この卑弥子さんの話も室生犀星と朝子さんと全く関係が無い訳ではないのですよう。

ええっ。。。じゃあ。。。あのォ~。。。朝子さんも「鶴の舞」をあたくしのように殿方の前で。。。あのォ~。。。おヌードになって披露なさったのでござ~♪~ますか?

そんな事はしませんよう。んも~~

。。。んで、いったい、あたくしの「鶴の舞」と朝子さんのどこが関係するのでござ~♪~ますか?

つまりねぇ、室生犀星にとって彼自身が望んでいる朝子像と、現実の朝子さんの生き様(ざま)が違ってきてしまった。。。そこに朝子さんの悩みがあったのですよう。。。とにかく、父親と娘の間には、多かれ少なかれ、期待と現実の間のズレが往々にして大きな問題に発展しかねない。。。つまり、このズレは、僕が卑弥子さんに期待した卑弥子像と、現実の卑弥子さんの姿とのズレと同じようなモノなのですよう。

分かりましたわ。それで。。。具体的にはどのようなズレがあったのでござ~♪~ますか?

ちょっと次の室生犀星の略歴を読んでみてください。


室生 犀星 (むろう さいせい)



本名: 室生 照道(てるみち)
1889年(明治22年)8月1日に生まれる
1962年(昭和37年)3月26日に肺ガンのために亡くなる。
石川県金沢市生まれの詩人・小説家。
 
1889年、加賀藩の足軽頭だった小畠家の小畠弥左衛門吉種とハルという名の女性の間に私生児として生まれた。
生後まもなく、生家近くの、真言宗寺院雨宝院住職室生真乗の内縁の妻赤井ハツに引き取られ、その妻の私生児として照道の名で戸籍に登録された。
住職の室生家に養子として入ったのは7歳のときであり、この際室生照道を名乗ることになった。

私生児として生まれ、実の両親の顔を見ることもなく、生まれてすぐに養子に出されたことは犀星の生い立ちと文学に深い影響を与えた。
「お前はオカンボ(妾を意味する金沢の方言)の子だ」と揶揄された犀星は、生みの母親についてのダブルバインド(二重束縛)を背負っていた。
『犀星発句集』(1943年)に見える次の句は50歳を過ぎた後も、犀星がこのダブルバインドを引きずっていたことを示している。

夏の日の匹婦の腹に生まれけり

1902年(明治35年)金沢市立長町高等小学校を中退し金沢地方裁判所に給仕として就職。
裁判所の上司に河越風骨、赤倉錦風といった俳人があり手ほどきを受ける。
新聞へ投句を始め1904年(明治37年)10月8日付け『北國新聞』に初掲載。
この時の号は照文。
その後詩、短歌などにも手を染める。

犀星を名乗ったのは1906年(明治39年)からである。
犀星という筆名は、当時金沢で活動をしていた漢詩人の国府犀東に対抗したもので、犀川の西に生まれ育ったことからと言う。
犀星が育った雨宝院は犀川左岸にあり、犀星はこの川の風情と、上流に見える山々の景色とをことの外愛した。
1913年(大正2年)北原白秋に認められ白秋主宰の詩集『朱欒(ざんぼあ)』に寄稿。
同じく寄稿していた萩原朔太郎と親交をもつ。
1916年(大正5年) 萩原と共に同人誌『感情』を発行。
1919年(大正8年)までに32号まで刊行した。
この年には中央公論に『幼年時代』、『性に目覚める頃』等を掲載し、注文が来る作家になっていた。
1929年(昭和4年)初の句集『魚眠洞発句集』を刊行。
1930年代から小説の多作期に入り1934年(昭和9年)『詩よ君とお別れする』を発表し詩との訣別を宣言したが、実際にはその後も多くの詩作を行っている。
1935年(昭和10年)、『あにいもうと』で文芸懇話会賞を受賞。
芥川賞の選考委員となり、1942年(昭和17年)まで続けた。
1941年(昭和16年)に菊池寛賞。

戦後は小説家としての地位を確立し、多くの秀作を生んだ。
娘朝子をモデルとした1958年(昭和33年)の半自叙伝的な長編『杏っ子』は読売文学賞、同年の評論『わが愛する詩人の伝記』は毎日出版文化賞を受賞。
古典を基にした『かげろふの日記遺文』(1959年(昭和34年))では野間文芸賞を授賞した。
この賞金から翌年、室生犀星詩人賞を設定。
1962年(昭和37年)、 肺癌の為に死去。

物語の分野では娘の室生朝子によって編まれた『室生犀星全王朝物語』(作品社)が刊行されている。

抒情小曲集の次の詩句が有名である。

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたふもの


この句の通り、文壇に名を轟かすようになった後も金沢にはほとんど戻ることがなく、そのかわり犀川の写真を貼っていたという。



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


室生犀星さんは不幸な生い立ちなのでござ~♪~ますわね。

確かに、平成時代に生きている我々の目には、犀星は悲惨な境遇に生まれついたと映るでしょうね。

デンマンさんが生まれた当時には、このような人はたくさん居たのでござ~♪~ますか?

あのねぇ~、僕は戦後生まれですよう。

日清戦争後でござ~♪~ますか?

違いますよう。んも~~。。。太平洋戦争ですよう。

それで犀星さんの娘さんの朝子さんは、いつ頃お生まれになったのでござ~♪~ますか?

朝子さんは、1923(大正12)年8月に生まれたのですよう。関東大震災の1ヶ月前です。

もう、お亡くなりになったのですか?

2002年の6月に亡くなったのですよう。79歳の誕生日を待たずに逝ってしまったのです。

朝子さんの略歴は無いのですか?

ウィキペディアには、まだ書いてないのですよう。でもねぇ、朝子さんの事は犀星が書いた長編小説『杏(あんず)っ子』を読むと分かりますよう。

どのような物語なのでござ~♪~ますか?

私生児として生まれた平山平四郎という作家が、やっと恵まれた一人娘の杏子を育てながら、父と娘の関係を書き綴ってゆくという筋書きなのですよう。

自伝小説なのでござ~♪~ますか?

そうなのです。実際の犀星がそうであったように、平山平四郎は金沢の足軽と女中のあいだに生まれた、と言う事になっています。あらすじは次のよなものですよう。
by denman705 | 2008-12-28 05:22 | 日本・日本文化