デンマンが日々思ったこと考えたこと感じた事を書きます。


by denman705

カテゴリ:平成の紫式部( 27 )

紫式部と敗戦 (PART 1)



 


紫式部と敗戦 (PART 1)


 



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デンマンさん。。。 今日はあたくしを試そうとするのでござ~♪~ますか?



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。。。ん? 僕が卑弥子さんを試そうと。。。?


だってぇ~、タイトルに紫式部と敗戦と書いてあるではござ~ませんかア!


そうです。。。 でも、まさかァ~、僕が卑弥子さんを試そうなんてぇ~。。。 そのような大それた事をするはずがないじゃありませんか。


じゃあ、どう言う訳で「紫式部と敗戦」というタイトルにしたのでござ~ますか?


卑弥子さんは紫式部女史が出て来ると、かなり精神的に過敏に反応するのですね?


もちろんでござ~ますわァ! あたくしは、これでも京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているのですもの。。。 デンマンさんだって、この事は充分にご存知のはずでござ~ますわァ。 それにもかかわらず、あえて「紫式部と敗戦」というような非常にセンシティブなタイトルをあたくしの目の前にたたきつけたのでござ~ますもの。。。 これは、デンマンさんがあたくしの足元をすくいあげようと画策しているのか? あるいは、あたくしに対する挑戦を挑(いど)んでいるのか? 事と場合によると由々しき問題に発展することになると。。。


あのねぇ~。。。 卑弥子さんは過敏に反応しすぎですよう。 僕は何も橘卑弥子・准教授に対して知的な戦闘を挑(いど)もうとしているわけではないのですよ。


でも、あたくしの専門分野に対する挑戦としか受け取れませんわ。


僕はたまたまバンクーバー市立図書館から次の本を借りてきたのですよう。



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上のリストの赤枠で囲んだ御本でござ~ますか?



そうです。


でも、これは「古代史事典」ではござ~ませんかァ!


そうですよ。


あらっ。。。 デンマンさんは事典を小説のようにお読みになるのでござ~ますか?


いけませんか?


だけどォ~「広辞苑」を小説のように毎日読む人はおりませんわよう。。。 うふふふふふ。。。


いや。。。 居るかも知れませんよう。。。 そういう物好きな人も。。。


でも、いくら歴史に興味があるといっても、まさか事典は毎日読むほど面白いとは思えませんわ。


あのねぇ~、それがこの『ゼロからの古代史事典』というのは、なかなか面白いのですよ。


あらっ。。。 ギャグやパロディーが本の中にたくさん挿入されているのでござ~ますか?


いや。。。 そういうお笑いは一つも書いてありません。


それなのに面白いのでござ~ますか?


そうです。。。


例えばどういうところが。。。?


次のような箇所ですよ。




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早くも11世紀、「にほん紀の局」といわれた紫式部は『源氏物語』蛍の段で、玉かづらに対して光源氏にこう言わせている。


玉かづらが退屈しのぎに読んだ物語をけなしたのに対して、源氏は、「にほん紀などはただ片そばぞかし。」と語った。


 


どうやら皇族、貴族のトップには日本紀はつくりものという伝承がずっとあったようである。




233ページ 『ゼロからの古代史事典』
編著者: 藤田友治・伊ヶ崎淑彦・いき一郎
2012年8月10日 初版第2刷発行
発行所: 株式会社 ミネルヴァ書房



このような箇所がデンマンさんにはそれほど面白いのでござ~ますか?



じゃあ。。。卑弥子さんにとって、上の箇所はつまらないのですか?


もちろん、『源氏物語』を専門に研究している者にとって、紫式部が『日本書紀』を取り上げたということは確かに注目に値することですわ。


そうでしょう!? 卑弥子さんにとっても、この事実は興味を引くことだと僕は思ったのですよ。 うへへへへへ。。。


それで、わざわざこうして記事で取り上げたのでござ~ますか?


もちろんですよ。 卑弥子さんの感想をぜひ聞きたいと思ったからですよ。


そのように「よいしょ」をするような煽(おだ)てをかまして、実は、あたくしの足元を掬(すく)うのがデンマンさんの狙いではござ~ませんのォ? (苦笑)


やだなあああァ~。。。 悪い方に悪い方に解釈しないでくださいよう。 京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を教えている卑弥子さんの専門知識を値踏みするというような大それたことは考えていません。


でも、デンマンさんの前では用心しないわけにはゆきませんわ。


あのねぇ~、それ程緊張しなくてもいいのですよう。 僕は卑弥子さんと嵐山の辺りを散歩するつもりで話題にしているだけなのですから。。。


それで、あたくしに何をお尋ねになるのですか?


だから。。。 玉かづらが退屈しのぎに読んだ物語をけなしたのに対して、源氏が「にほん紀などはただ片そばぞかし」と語ったと。。。 ここの所を卑弥子さんはどのように捉(とら)えているのですか?


これは真面目なご質問なのですか?


もちろんですよう。 僕は橘卑弥子・准教授をからかうつもりなど全くありません。


解りましたわ。 では、あたくしがその箇所を現代語に訳してお目にかけますわ。



長雨が例年よりもひどく続いて、晴れるときがなく手持ち無沙汰なので、六条院の女君たちは絵や、物語などを慰みにして夜を明かし暮らしていらっしゃる。


明石の君は、そういう物語に趣向を凝らして仕立てられて、(明石の)姫君にさし上げられる。


西の対の玉鬘の姫君は、なおさら珍しく興味のあることなので、明け暮れ(物語を)読んだり写したりしていらっしゃる。


(ここには物語を写すのを)得意にしている若い女房も大勢いる、(物語には)世にも珍しいさまざまな(主人公の)身の上などを、本当なのか嘘なのか、たくさん集めてあるが そういう中でも、〈わたしのような(波瀾に富んだ)身の上はなかった〉と(姫君は)ご覧になっている。


『住吉物語(継子いじめの物語)』の姫君がさまざまな悲惨な目にあったその当時はもちろん、現在でもやはり評判は格別のようだが、(物語の中で)主計頭(かぞえのかみ)がもう少しで(姫君を)奪おうとしたところなど、あの大夫監(たゆうのげん)の恐ろしさと比べていらっしゃる。  


 


源氏の君も、こういう絵や物語などがあちこちに散らばっていて、目につくので、(姫君に)




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困ったものだな。女は面倒がりもしないで、人にだまされるために生まれてきたらしい。


たくさんある物語の中に本当のことはすごく少ないのに、それをよくわかっていながら、こういうつまらない話に心を奪われて、真に受けて、この暑苦しい五月雨どきに、髪の乱れてるのも気づかないで書き写していらっしゃるとは...  


とおっしゃって、笑われるものの、また、




 


でもこういう昔の物語がないと、実際紛らわしようもない(この頃の)手持ち無沙汰を慰めることもできないな。


それにしてもこういう数々の作り話の中に、〈なるほどそういうこともあるだろう〉としみじみとした表現で、もっともらしく書いてあると、一方では、嘘だとはわかっていながらも、無性に興味をそそられて、(物語の主人公である)可愛い姫君が悲しみに沈んでいる様子に多少は心が惹かれるものだ。


また〈こんなことはあるはずがない〉 とわかっていながらも、大げさな誇張した表現にかえって魅了されて、落ち着いてもう一度読み直すときにはつまらないにしても、ふと感心させられることもあるだろう。


この頃明石の姫君が、女房などに時々(物語を)読ませているのを立ち聞きすると、〈口のうまい者が世間にはいるものだな。(こんな話は)嘘ばっかり言っている人の 口からのでまかせだろう〉 と思うが そうでもないかな...


とおっしゃると、(姫君は)




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おっしゃるように嘘ばっかり言っている人は、そんなふうにいろいろと思われるかもしれません。


(わたしには)本当のこととしか思われません。


と言って、硯を押しやられるので、(源氏の君は)




 


失礼なことを言って(物語を)けなしてしまったね。


(物語は)神代から世の中に起こったことを書き残したものです。


(それに比べると)日本紀(『日本書紀』)などはほんの一部分にすぎないのです。


こういう物語にこそ道理にかなった細かいことが書いてあるでしょう。


とおっしゃって笑われる。




 


(物語は)誰かの身の上を、ありのままに書くことはないが、良いことも悪いことも、この世に生きている人のありさまの、見ても飽きない聞いても聞き流せないような、後世に語り伝えたい事柄を、心におさめておけないで書き残したのが物語の始まりなのです。


(物語というものは)(作中の人物を)よく言おうとする場合、そのよいことばかりを選び出して書くことになるし、また読者の要望に応じると、ありそうもない悪いことばかりを集めて書くことになるが、(でもそれは)善悪それぞれの面で誇張しただけのことで(その事柄は)この世にないことでもない。


異朝の物語は、書き方が違うし、同じように日本の物語でも昔と今では違うだろうし、(その内容に)深い浅いの違いはあるだろうが、(物語を)まったくの作り話だと断定してしまうのも、物語の本質を無視することになる。


仏がとても立派な心から説かれた経典でも、方便というもの(虚構)があって、悟りのない者は、あちこちで矛盾しているのではないかと疑念を持つだろう、(方便の説は)方等経(ほうどうきょう)の中に多いが、突き詰めてゆくと、(結局は)同一の趣旨によっていて、菩提(悟り)と煩悩(悩み)との違いは、物語の中の、善人と悪人との違いのようなものである。


いい意味に解釈すると、すべてどんなことも無駄なものはない。


と、物語をとても大切なもののように説明された。




 


ところでこういう昔の物語の中に、わたしのように律儀な愚か者の話はありますか。


ひどく人間離れした、物語の姫君でも、あなたのように冷たくて、知らないふりをしている人もいないだろう。


さあ、(二人のことを)世にも珍しい物語にして、後世に伝えさせよう。


と、近くに寄り添っておっしゃるので、(姫君は)顔を襟に引き入れて、




 


それでなくても、こんな珍しい関係は、後世の語り草になるでしょう。


とおっしゃると、(源氏の君は)




 


(あなたも)珍しいと思われますか。


(わたしもこんな気持ちは)またとないと思います。


とおっしゃって寄り添っていらっしゃる様子は、まったくけじめがない。



う~ん。。。 さすがは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授ですね。 やっぱり、こうして卑弥子さんの説明を聞くだけの値打ちがありましたよ。



あらっ。。。 そうでござ~ますかァ? でも、あまり煽(おだ)てないでくださいましなァ。 おほほほほほ。。。


卑弥子さんは「にほん紀などはただ片そばぞかし」を(物語は)神代から世の中に起こったことを書き残したものです。(それに比べると)日本紀(『日本書紀』)などはほんの一部分にすぎないのです。 こういう物語にこそ道理にかなった細かいことが書いてあるでしょう。と現代語に訳したのですね。


そうでざ~ますわァ。 どこか、いけないところでもござ~ますか?


いや。。。 きわめて妥当だと僕は思いますよ。 つまり、玉かづらが退屈しのぎに読んだ物語の中にこそ道理にかなった細かいことが書いてあって、『日本書紀』などのような政府の作ったものには、自分たちの政権が正当なものだという作り事が書き込まれているということを暗に言っているわけですよね。


いいえ。。。 あたくしは別に『日本書紀』が道理にかなっていない事が書かれているとは言ってませんわ。 デンマンさんは『日本書紀』が“つくりもの”だと考えているのでござ~ますか?


いや、僕だけじゃありませんよう。 『ゼロからの古代史事典』には次のように書いてありました。




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西園寺公望公爵(1849~1940)は貴族のトップにいて第二次大戦まで裕仁(昭和)天皇の首相推薦に参与した。
このよう要人中の要人が、こう書き残した。
不幸にしてこの日記は約百年、陽の目を見なかった。
西園寺は明治憲法起草者の井上毅文相を評して「妄誕(もうたん)の書(でたらめの書-古事記、日本書紀)を重んずるごときは大いに国に損あり」と記したが、100年後の1990年10月に立命館大学で発見されたものである。


この西園寺の発言は白鳥(庫吉・東京帝国大学の東洋史学科の教授)とは正反対のリベラルさをしめすもので、20世紀の日本史学者に知らせるのが遅すぎたことが惜しまれてならない。
徹底した日本書紀の否定、蔑視である。
「明治以降、78年」の狂信は「大いに国に損あり」どころではなかった。
皇国史観による国の壊滅をもたらしたといえるだろう。
歴史学は学部の一部門ではなく民族の帰趨を決める基礎の科学でなければならないことを思い知らされたのである。




233ページ 『ゼロからの古代史事典』
編著者: 藤田友治・伊ヶ崎淑彦・いき一郎
2012年8月10日 初版第2刷発行
発行所: 株式会社 ミネルヴァ書房



あらっ。。。 西園寺公爵は『古事記』や『日本書紀』は日本を壊滅に導くような悪書だと予言したのでござ~ますか?



今から西園寺公爵の日記を読み返せば、そう受け止められるのですよ。 でもねぇ~、西園寺自身、自分の日記を公開できないことは知っていたようです。


どうして。。。?


だってぇ、戦前、彼の日記が公開されたら狂信的な軍人か? あるいは熱狂的な右翼の人間に暗殺されていましたよ。


そうでしょうか?


それでなくとも昭和11年(1936年)の2・26事件の時には、決起将校の一部に西園寺公爵は「君側の奸」の最たるものと見なされた暗殺されるリストに載っていた。 でも、反対派の者は、西園寺を天皇とのパイプとして利用することを言い出したので、暗殺は実行されなかったと言われているのですよ。


西園寺公爵はそれ程のリベラルだったのでござますか?


明治4年(1871年)にフランスのソルボンヌ大学に留学した経験がありますからね。 フランスでリベラルな思想を身に着けたらしい。 それでいながら天皇制に反対していたわけじゃない。 むしろ天皇を守りたててゆこうという強い信念も持っていた。 でも、他の狂信的な天皇一辺倒な帝国主義者と違って、西園寺は絶対天皇制の持つ、やがては皇室の存続をも危うくさせる危険性を早くから見抜いていたのですよ。 そういう意味で皇国史観に反発していたのです。


それで、古事記や日本書紀は“でたらめな書”だと言うような過激な事を日記に書いたのでござ~ますわね。


そうらしいですよ。


それにしても紫式部さんが日本書紀の本質を見抜いていたというのはマジでござ~ましょうか?


たぶん、知る人の間では、その当時からそういう噂が根強くあったのですよ。 大伴家持が『万葉集』の中に批判めいた歌をたくさん集めたのも『古事記』や『日本書紀』に対抗するためだったのですよう。


そうかしら?


そうですよ。。。 紫式部も西園寺公爵も 古事記や日本書紀は“でたらめな書”だと見抜いて、暗に太平洋戦争の敗戦を予測していたのですよ。。。 信じてください。 「信じる者は救われる」と言うでしょう!?




【初出: 2013年7月6日 『紫式部と皇国史観』】



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 (すぐ下のページへ続く)


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by denman705 | 2018-02-25 04:24 | 平成の紫式部

紫式部と敗戦 (PART 2)



 


紫式部と敗戦 (PART 2)



【卑弥子の独り言】



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ですってぇ~。。。


あなたはデンマンさんの説明に納得がゆきましたかァ~?


確かに皇国史観や“大和魂”を狂信的に信じていた軍人の一部は


“竹やり”でアメリカ軍に最後まで抵抗して勝つことを信じていたようです。。。


その狂信的な軍人たちは信じることによって救われたのでしょうか?


それを信じて亡くなった本人は、あの世で救われたのかも。。。?


もちろん、あたくしは救われたとは思いませんけれど。。。


なんだか、ジメジメしたお話になってしまいましたわァ。


では、ここで気分を改めて、あなたのために明るいお話をしますわねぇ~。。。


実は、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”が殿方の注目を集めているのでござァ~ますわよう。


うふふふふふふふ。。。


ええっ。。。 信じられないのでござ~ますかァ?


じゃあ、ちょっと次の検索結果を見てくださいまし。。。



(gog60409a.png)


『拡大する』


『現時点での検索結果』


「卑弥子 女性の本当の魅力 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。


つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわァ~。。。



(buttdimp5.jpg)


どうでござ~ますかァ?


この魅力によって あたくしの人気が出てきたのだと思うのですわァ。


うふふふふふふ。。。


ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?


どうしてよう?


ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?


あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、


最後には上のようなおヌードになるのですわよう。


信じてくださいましなァ~。。。


プリキュアにまつわるお話も、大変興味深いですけれど、


他にも いろいろな面白いお話がござ~ますわァ。


たまには、日本古代の面白いお話にも関心を示してくださいまし。


あなたのために古代史の記事を用意しましたわァ。


ぜひ お読みくださいねぇ。


では。。。


天武天皇と天智天皇は


同腹の兄弟ではなかった。
 


天智天皇は暗殺された 


定慧出生の秘密 


藤原鎌足と長男・定慧 


渡来人とアイヌ人の連合王国


なぜ、蝦夷という名前なの?


平和を愛したアイヌ人


藤原鎌足と六韜


古事記より古い書物が


どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は


日本人でないの?


マキアベリもビックリ、


藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きます。


だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。


じゃあ、またねぇ~。。。



(hand.gif)


 


ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)



■ 『きれいになったと感じさせる


下着・ランジェリーを見つけませんか?』


『センスあるランジェリー』



(surfing9.gif)




(sayuri5.gif)


ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。


卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




(annasalleh.jpg)


『オルフェと聖徳太子』


『源氏物語とおばさんパンツ』


『霊仙はなぜ毒殺されたの?』


『紫式部が地獄へ』


『破戒僧円載』


『アショーカ王の愛と苦悩』


『どら平太の世界』


『三四郎とデンマンさん』


『ヒトラーの姪』


『ゴヤと三島由紀夫』


『仏陀とキリストと娼婦』



(zurose2.jpg)


『ズロースと戦争』


『伊藤若冲ブーム?』


『ブッダと物理学』


『加藤清正ブーム?』


『愛憎と三輪山』


『松原智恵子 お尻ペンペン』


『坂本龍馬は流れ者か?』


『野ざらし』


『紫式部堕獄説』


『日本最古のポルノ?』


『源氏物語の性描写』


『寅さんの本棚と急行まつしま』


『ヒトラーは草食系?』


『ブッダとキリストと娼婦』


『顔文字とオナラ』



(hama10.jpg)


『宝暦の恨みを明治維新で』


『デウキと紅葉@行田』


『薄い陰毛と紅のボートピープル』


『江戸の閨房術』


『ずるがしこい現代人』


『春画@源氏物語』


『千早振る』


『あれっ、松本清張』


『キスと源信』


『伎楽は呉から…?』


『紺瑠璃杯に魅せられて』


『神聖娼婦 マリア』


『安徳帝は生きていた』


『白石川の桜』



(maria05.jpg)


『ブログ村のマリア様』


『萌える済子女王』


『ピンク桃色@徒然』


『富沢金山の桜』


『ピンク桃色村』


『紫式部@徒然』


『絵里香@ペルー』


『ペルシャ人の楊貴妃』


『ん?佐伯今毛人』


『文学と歴史とウソ』


『百人一首ミステリー』


『芭蕉と遊女再び』


『映画とロマン@仙台』


『源氏物语中的性描写』


『忘れられた歴史ロマン』



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『おばさんパンツ@サンホセ』


『聖徳太子のチューター』


『オナラの曲芸』


『死海』


『漱石とオナラ』


『絵里香さん』


『美女とオナラ』


『アンバパーリー』


『ゆっくりと愛し合う』


『見ちゃだめ!』


『二重マチ付きズロース』



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『麻生元総理』


『ネットのバカ女を捜して』


『額田王の歌』


『聖女と娼婦』


『済子女王@萌える』


『ん?堀内亜里?』


『松平春嶽が黒幕?』


『旅行者的早餐』


『なぜ蝦夷なの?』


『プリキュアとヒトラー』


『戦争絶対反対よね』


『怨霊の歴史』


『色欲@歴史』


軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
(godiva05.jpg)



(byebye.gif)


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by denman705 | 2018-02-25 04:23 | 平成の紫式部

紫式部エロ (PART 1)



 


紫式部エロ (PART 1)


 



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デンマンさん。。。 どういうわけで“紫式部エロ”というようなエロいタイトルをつけて あたくしをお呼びになったのでござ~♪~ますか?



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あのねぇ~、タイトルは僕がつけたわけではないのですよ。


でも。。。、でも。。。、デンマンさん以外にタイトルをつける人はいないのですわァ。。。


分かりました。。。 信じられないのならば次の検索結果を見てください。。。



(gog71201a.png)



『拡大する』


『現時点での検索結果』



。。。デンマンさんが「紫式部エロ」と入れて検索したのでござ~ますか?



いや。。。 僕が検索したわけじゃないのですよ。。。


でも。。。、でも。。。、こうしてデンマンさんがGOOGLEで画像検索した結果を貼り付けているではござ~ませんかァ!


実は、アメブロの僕のブログにやって来た 数百人のネット市民の皆さんが 上のように検索して僕の記事を読みにやって来たのですよ。


まさかァ~。。。?


いや、マジで。。。


その証拠でもあるのでござ~ますかァ?


もちろんですよ。。。 根拠もなく いい加減な事を言えば、ネットで信用を無くしてしまいますからねぇ~。。。 僕の今後の評判にもかかわることですから、ちゃんと証拠があるのですよ。。。 まず、上の検索結果の赤丸で囲んだ表示をクリックすると次のページが出てくるのです。



(amethem267a.png)



『拡大する』


『実際のテーマページ』



これはアメブロの僕のブログの「エロいけれど ためになる話」というテーマのページなのですよ。



つまり、次のしょうもない絵を見つけて、その画像をクリックして 「エロいけれど ためになる話」というテーマのページを見るネット市民が数百人も居たのでござ~ますか?



(shibagaki4c.jpg)



そうなのです。。。 上の絵を見つけて、表示をクリックして 「エロいけれど ためになる話」というテーマのページを見にやって来たのです。



信じられませんわァ~。。。


じゃあ、その証拠に次のリストを見てください。



(ame71114d.png)


『拡大する』


『テーマ:エロいけれど ためになる話』



これはアメブロの僕のブログの11月8日から14日までの1週間の「人気記事リスト」です。。。 リストのトップの緑色の枠で囲んだ箇所に注目してください。



「テーマ:エロいけれど ためになる話」ページが 466人のネット市民に読まれたということですか?


そういうことです。。。


信じられませんわァ~。。。


上のリストが何よりの証拠じゃありませんかァ!


でも。。。、でも。。。、あたくしは紫式部とエロを結び付けて検索することが許せませんわァ~。。。


卑弥子さん。。。 そのような心の狭い事を言ってもらっては困りますよ。。。 現に「エロいけれど ためになる話」というテーマのページがダントツで読まれているのです。。。


デンマンさんが「エロいけれど ためになる話」を書くからいけないのでござ~ますわァ!


だってぇ、「エロいけれど ためになる話」が人気があるということですよ。。。 要するにネット市民の皆様は「エロいけれど ためになる話」を求めているのです!


でも。。。、でも。。。、紫式部が書いた『源氏物語』はエロくはないのでござ~ますわァ!


だから、それを確かめるために検索をするネット市民も居るのですよ。。。



(gog71203b.png)



『拡大する』


『現時点での検索結果』



つまり、『源氏物語』がエロいか? エロくないか? それを確かめるために上の検索結果の赤枠で囲んだ記事を読むというのでござ~ますかァ?



そうです。。。



(wp50109e.png)


『実際の記事』



デンマンさんは『源氏物語』がエロいと思っているのでござ~ますかァ?



いや。。。 僕は決して『源氏物語』がエロいとは思ってません。。。 でもねぇ~、多くのネット市民の皆様は『源氏物語』を読んだことがないので、『源氏物語』も、それを書いた紫式部もエロいという噂を聞いて、そうだと思い込んでいる人たちが実に多いのですよ。



(laugh16.gif)


 (すぐ下のページへ続く)


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by denman705 | 2017-12-04 04:51 | 平成の紫式部

紫式部エロ (PART 2)



 


紫式部エロ (PART 2)



【卑弥子の独り言】



(himiko22.gif) 


ですってぇ~。。。


あなたも「エロいけれど ためになる話」を求めているのでござ~ますか?


あたくしは、そのようなお話を読むのだったら、


露天風呂に入って癒されたいと思いますわァ~。。。


あなただってぇ、そう思うでしょう?


ええっ。。。? 露天風呂に入りたいけれど、暇もお金もないとおっしゃるのでござ~ますかァ?


それでは、あなたのために露天風呂に入った気分を味わえるように


次のクリップをお見せしますわねぇ~。。。



(sakinoyu01.jpg)



ところで日本の古代にも、あるいは平安時代にも あなたの知らないミステリアスな面白いお話があるのですわよう。。。


あなたのために平安史、古代史の興味深い記事を用意しましたわァ。


ぜひ お読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は


同腹の兄弟ではなかった。
 


天智天皇は暗殺された 


定慧出生の秘密 


藤原鎌足と長男・定慧 


渡来人とアイヌ人の連合王国


なぜ、蝦夷という名前なの?


平和を愛したアイヌ人


藤原鎌足と六韜


古事記より古い書物が


どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は


日本人でないの?


マキアベリもビックリ、


藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きます。


だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。


じゃあ、またねぇ~。。。



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(hiroy2.png+betty5d.gif)
『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』


 


ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)



■ 『きれいになったと感じさせる


下着・ランジェリーを見つけませんか?』


『センスあるランジェリー』



(surfing9.gif)




(sayuri5.gif)


ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。


卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




(annasalleh.jpg)


『オルフェと聖徳太子』


『源氏物語とおばさんパンツ』


『霊仙はなぜ毒殺されたの?』


『紫式部が地獄へ』


『破戒僧円載』


『アショーカ王の愛と苦悩』


『どら平太の世界』


『三四郎とデンマンさん』


『ヒトラーの姪』


『ゴヤと三島由紀夫』


『仏陀とキリストと娼婦』



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『ズロースと戦争』


『伊藤若冲ブーム?』


『ブッダと物理学』


『加藤清正ブーム?』


『愛憎と三輪山』


『松原智恵子 お尻ペンペン』


『坂本龍馬は流れ者か?』


『野ざらし』


『紫式部堕獄説』


『日本最古のポルノ?』


『源氏物語の性描写』


『寅さんの本棚と急行まつしま』


『ヒトラーは草食系?』


『ブッダとキリストと娼婦』


『顔文字とオナラ』



(hama10.jpg)


『宝暦の恨みを明治維新で』


『デウキと紅葉@行田』


『薄い陰毛と紅のボートピープル』


『江戸の閨房術』


『ずるがしこい現代人』


『春画@源氏物語』


『千早振る』


『あれっ、松本清張』


『キスと源信』


『伎楽は呉から…?』


『紺瑠璃杯に魅せられて』


『神聖娼婦 マリア』


『安徳帝は生きていた』


『白石川の桜』



(maria05.jpg)


『ブログ村のマリア様』


『萌える済子女王』


『ピンク桃色@徒然』


『富沢金山の桜』


『ピンク桃色村』


『紫式部@徒然』


『絵里香@ペルー』


『ペルシャ人の楊貴妃』


『ん?佐伯今毛人』


『文学と歴史とウソ』


『百人一首ミステリー』


『芭蕉と遊女再び』


『映画とロマン@仙台』


『源氏物语中的性描写』


『忘れられた歴史ロマン』



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『おばさんパンツ@サンホセ』


『聖徳太子のチューター』


『オナラの曲芸』


『死海』


『漱石とオナラ』


『絵里香さん』


『美女とオナラ』


『アンバパーリー』


『ゆっくりと愛し合う』


『見ちゃだめ!』


『二重マチ付きズロース』



(miya08.jpg)


『麻生元総理』


『ネットのバカ女を捜して』


『額田王の歌』


『聖女と娼婦』


『済子女王@萌える』


『ん?堀内亜里?』


軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
(godiva05.jpg)



(byebye.gif)


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by denman705 | 2017-12-04 04:49 | 平成の紫式部

額田王の歌 (PART 1)



 


額田王の歌 (PART 1)


 





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デンマンさん。。。 どういうわけで“額田王の歌”を取り上げるのでござ~♪~ますか?



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実は、僕は額田王の歌を取り上げようとは思ってなかったのですよ。。。


だから、どうして額田王の歌を話題にするのですか?


ちょっと次のリストを見てください。。。



(wp71007a.png)


『拡大する』



これはDenman Blog の日本時間で10月7日の午前2時8分現在の記録です。。。



バンクーバーでは何時だったのですか?


日本の方が16時間進んでいるので、10月6日の午前10時8分です。。。 この時間に上の記録を見て 額田王の歌を取り上げることにしたのですよ。。。 リファラ(リンク元URL) の赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しいのです。。。


これは中国の検索エンジンでしたよねぇ~。。。 そのリンクをクリックすると どのような検索結果が出てくるのでござ~ますか?


次のような結果が表示されます。



(so71007a.png)



『拡大する』


『現時点での検索結果』


『愛憎と三輪山』



あらっ。。。 「額田王、近江国に下る時に作る歌、井戸王(ゐのへのおほきみ)の即ち和(こた)ふる歌」と入れて検索したネット市民がいたのですわねぇ~。。。 もしかして、また香港に住んでいるガーリンさんが検索したのでござ~ますかァ?



そうです。。。 どうして、ガーリンさんだと判ったのですか?


だってぇ~、上の検索結果のリストに 何度も登場したガーリンさんの写真が出ているではありませんかァ!



(ip7220b.png)


『拡大する』



卑弥子さんは記憶力が抜群ですねぇ~。。。 ガーリンさんは 上の検索結果の赤枠で囲んだ『愛憎と三輪山』を読んだのですよ。。。



(wp71007a2.png)


『愛憎と三輪山』



でも。。。、でも。。。、ガーリンさんは日本の古典が理解できるほど日本語に詳しいのですか?



あのねぇ~、以前にも書いたけれど、劉嘉玲(ラウ・ガーリン)さんは香港中文大学で英語と日本語を勉強したのですよ。。。 



(cuhk001.jpg)




だから、英語も日本語もかなり話せます。。。 で、将来 女優を目指しているのです。。。



マジで。。。?


現在、香港演芸学院で本格的に演劇を勉強しているのです。。。 



(hkapa44.jpg)




近い将来、香港ばかりでなく、日本とハリウッドでもデビューしようと頑張っているのです。。。



(pinkgal2g.jpg)



つまり、ガーリンさんは いずれ日本にもやって来るのでござ~ますか?



そのつもりなのですよ。。。 だから、日本のことにもマジで関心を持っている。。。


。。。で、どういうわけで額田王の歌をネットで探したのでござ~ますか?


ガーリンさんの友達が「額田王、近江国に下る時に作る歌」には、秘密がこめられている、と言ったらしいのです。。。


それで、その秘密を探るためにネットで検索したのですか?


そういうことです。。。


検索した結果、デンマンさんの記事に出くわしたというのですかァ?


その通りです。。。 で、次の箇所を読んで、謎が解けたとメールを寄越したのです。。。




僕は中学校の歴史の時間に“大化の改新”について学んだことがありました。
僕はとりわけ歴史が好きなわけではなかった。数学とか物理の方が好きだった。
本当に歴史が面白くなったのは社会人になって、松本清張さんとか司馬遼太郎さんの歴史小説を読むようになってからのことです。


でも、中学校の歴史の時間は面白かった。先生が歴史が好きな事が良く分かった。その話し方も熱を帯びて、僕は引き込まれるように聞き入ってしまうことも多かった。
“大化の改新”の話しも面白く聞いたものでした。
今から思えば、その先生は後に天智天皇になる中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)の熱烈なファンだったようです。


大化の改新を日本史の上でも大変重要な出来事として評価していたし、この皇子に関しては、ベタ褒(ほ)めにしていたものです。
先生の話を聞いて、確かにすばらしい人物だと言う事が僕にも良く理解できたものでした。
だから、僕も、中大兄皇子は聖徳太子よりもすばらしい人物だと思っていたものでした。


ところが、高校の古文の時間に額田女王の歌を読んだ。
僕にしてみれば、あれほどすばらしい中大兄皇子を選ばずに、額田女王は、後に天武天皇になる大海人皇子(おおあまのおうじ)を選んだ。
僕にはこの点が理解できなかった。
古文の先生も、その辺のところは良く説明しなかった。


そういうわけで、この事は僕には謎めいた事としてずっと後まで不思議な事としてオツムの片隅に残っていた。
ところが、高校を卒業して20年ほどたった頃に、僕は次の歌に出くわしました。




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金木(かなき)つけ


わが飼ふ駒は


引き出せず


わが飼ふ駒を


人見つらむか


これは孝徳天皇が詠(よ)んだ歌です。分かりやすいように背景を説明します。
天智天皇と実の妹は恋愛関係にあったという歴史学者が居ます。



僕は、そのような事もありうるとは思っていますが、天智天皇と実の妹が“恋愛”していたとは思いません。
一口で言えば、天智天皇は女性にモテルようなタイプではなかったからです。


しかも、実の妹を本当に愛していたなら、孝徳天皇に監視役として嫁がせるようなことは、初めから決してしないと僕は信じているからです。
孝徳天皇は中大兄皇子(後の天智天皇)の叔父にあたります。
つまり、皇子の母親の弟です。


大化の改新をやり遂げた中大兄皇子と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が相談して、いろいろな事情から、中大兄皇子がすぐに天皇にならない方が良いという事になり、後ろから操りやすい叔父を天皇にしたのです。
その監視役として皇子は妹をこの叔父に嫁がせました。
ところが、だんだんとこの叔父が皇子の言うことを聞かなくなった。


大化の改新より8年後の653年、孝徳天皇は遷都の問題で中大兄皇子と対立します。
孝徳天皇は都は現在の難波のままでよいと言うのですが、中大兄皇子は強引に大和へ都を移してしまいます。


孝徳天皇は天皇とはいえ、実権は中大兄皇子が握っています。
つまり、孝徳天皇は実権を持たないお飾り天皇です。


しかし、いかに傀儡(かいらい)とはいえ、天皇です。
しかも皇子の母親の実の弟(叔父)です。
その天皇を皇太子に過ぎない中大兄皇子が置き去りにしたのです。


その時、皇子は実の妹の間人(はしひと)皇后を無理やり連れて行ってしまったのです。

もちろん、これは僕の解釈ですが。。。




(horse33.jpg)


確かに事情はよく分かる。


しかし、結局お前は、夫であり、叔父である、私よりも、実の兄である、中大兄皇子の言うことに従って、私を見捨ててゆく。



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人の世は、決してそういうものではないと私は思う。


だが、今となっては、嘆いたところで仕方がなかろう。



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間人(はしひと)皇后は無理矢理連れて行かれたのだから、それも仕方がないのだろう。
孝徳天皇は、そのように諦めたのでしょうね。


僕がここで言いたい事は、政治と言うのは政治力、言い換えれば、権力だけで推し進めてもうまく行くものではないですよね。
結局、その政治家の人間性が問題になってきます。


ここで中大兄皇子の人間性を詳しく述べる事はしません。
関心のある人は次の記事を読んでください。


『定慧(じょうえ)出生の秘密』


要するに、中大兄皇子には実行力とやる気があるので、中臣鎌足がこの皇子と組んで実行したのが大化の改新だった。
しかし、もともと鎌足が目をつけたのは孝徳天皇になる軽皇子(かるのみこ)の方だったのです。


でも、実行力とやる気がイマイチだった。
それで、中大兄皇子の方と組むと言う経緯(いきさつ)があったのです。


何事かを起こすには、やはり実行力とやる気ですよね。
しかし、政治を行うと言うことになると人間性が問題になってきます。


この人間性を象徴する意味で僕は上の歌を引き合いに出したのです。
つまり、中大兄皇子(天智天皇)は、このようは非情な事をする人です。


この天智天皇の政治や生い立ちを調べてゆくうちに、いろいろな事が分かってきました。


『天武天皇と天智天皇は同腹の兄弟ではなかった』


『天智天皇は暗殺された』


『天智天皇暗殺の謎』


僕が、この人物を調べながら感じた事は、天智天皇の人間としての非情さが浮き彫りにされてゆくんですよ。
それで、ハタっ。。。と思い当たったのが額田女王の歌だったわけです。
20年ぶりで額田女王の歌を調べなおしてみました。


すると、ジグゾーパズルの抜けていた箇所が埋め合わされてゆくように、天智天皇の人間像が額田女王の歌からも、よりはっきりと浮かび出てくるのです。
額田女王が、なぜ中大兄皇子ではなく大海人皇子を選んだのか?
20年以上、僕のオツムの片隅で不思議であったこの謎が氷解してゆくような思いでした。


額田女王は建前で“性の平等”を詠(うた)っていたのです。
でも、本音では天智天皇の政治を嘆いていたんですよね。
つまり、批判していたのです。


額田女王は、やはり人間を見極める目を持っていた才媛だったのです。
僕はそう思ったものですよ。


額田女王の相手になる人物は、二人とも後に天皇になる人物です。
言ってみれば政治的人物です。


だから、政治的な背景を無視して人物を選んだとしたら、その女性は余程の愚か者としか言いようがありません。
しかし、額田女王は“美しく、才知にあふれ、強く情熱的な女性”だった。
どの解説書を読んでも、この女性が愚かだったとは書いていません。




『性と愛と批判』より
(2006年5月8日)



あらっ。。。 デンマンさんは11年前に、こんな事を書いていたのでござ~ますかァ?



いけませんか? うししししし。。。


笑っている場合じゃござ~ませんわァ~。。。 つまり、額田王が詠んだ長歌と反歌は、実は、天智天皇が詠んだものだったのでござ~ますかァ~?


そうですよ。。。 だから、『万葉集』の編纂者だった大友家持が わざわざ子供の頃の自分の家庭教師だった山上憶良が書いた『類聚歌林』を持ち出してきて、「近江国に遷都した時に、三輪山をご覧になって天智天皇がお作りになったお歌である」と引用したのですよ。。。 更に、『日本書紀』まで持ち出してきて、「天智天皇の6年3月19日」、つまり、653年に大和から近江に遷都したと確認している。


でも、デンマンさんが書いた上の記事では、大化の改新より8年後の653年、孝徳天皇は遷都の問題で中大兄皇子と対立し… 孝徳天皇は都は現在の難波のままでよいと言うのですが、中大兄皇子は強引に大和へ都を移してしまったのですわねぇ~。


そうです。。。 孝徳天皇は天皇とはいえ、実権は中大兄皇子(後の天智天皇)が握っていたのです。 つまり、孝徳天皇は実権を持たないお飾り天皇だったのですよ。 しかし、いかに傀儡(かいらい)とはいえ、天皇です。 しかも中大兄皇子の母親の実の弟、つまり皇子の叔父さんです。 それなのに、孝徳天皇を皇太子に過ぎない中大兄皇子が置き去りにしたのです。 しかも、皇子は実の妹の間人(はしひと)皇后を無理やり連れて行ってしまったのです。


あらっ。。。 天智天皇は、ずいぶんと酷(ひど)い事をなさったのでござ~ますわねぇ~。。。 でも、それは653年の出来事で 上の三輪山のお歌は 667年に天智天皇が詠んだお歌でござ~ますわァ。


だから、大和から近江に都を移すにあたって、14年前の653年に、無理やり叔父さんを難波に置き去りにして、叔父さんの妻になっていた実の妹を無理やり連れてきたことを思い出しながら、三輪山を、つまり、大和の都を振り返って詠んだのが 上の長歌と反歌ですよ。 意味は次のようになります。




(miwa05.jpg)


三輪山には いろいろな思い出がある。


だから、こうして大和を去るにあたって、見えなくなるまで


幾たびも幾たびも眺めてゆきたい山だ……


しかし、つれなくも その三輪山を雲が 隠してしまった。


想えば、14年前に、私もつれないことをしたものだ。



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無理やり叔父さんを難波に置き去りにして、


叔父さんの妻になっていた実の妹を無理やり連れだしてきたのだ。



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こうして、三輪山を 雲が隠しているのは、


その時の報(むく)いなのかもしれない。


でも、あの時は そうするより仕方がなかったのだ。


 



(miwa06.jpg)



ガーリンさんはここまで読んできて額田王の歌の秘密が理解できたとメールで書いて寄越したのですよ。。。



マジで。。。?


あれっ。。。 卑弥子さんは信じられないのですか?


だってぇ~、お話が余りにも とっぴでござ~ますわァ~。。。


あのねぇ~、昔の人は“信じる者は救われる!”と言ったのですよ。。。 だから、卑弥子さんも素直に信じて救われてねぇ~。。。



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 (すぐ下のページへ続く)


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by denman705 | 2017-10-09 04:05 | 平成の紫式部

額田王の歌 (PART 2)




 


額田王の歌 (PART 2)



【卑弥子の独り言】



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ですってぇ~。。。


あなたは信じることができましたか?


とにかく、デンマンさんがずいぶんと調べてお話をこじつけたようですわァ~。。。


ところで日本の古代にも、あるいは平安時代にも あなたの知らないミステリアスな面白いお話があるのですわよう。。。


あなたのために平安史、古代史の興味深い記事を用意しましたわァ。


ぜひ お読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は


同腹の兄弟ではなかった。
 


天智天皇は暗殺された 


定慧出生の秘密 


藤原鎌足と長男・定慧 


渡来人とアイヌ人の連合王国


なぜ、蝦夷という名前なの?


平和を愛したアイヌ人


藤原鎌足と六韜


古事記より古い書物が


どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は


日本人でないの?


マキアベリもビックリ、


藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きます。


だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。


じゃあ、またねぇ~。。。



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『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』


 


ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)



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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。


卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




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『下衆のかんぐり』


『桓武天皇のママがネットで』


『ござが天皇とGOOGLE』


『一敗が三人に!』


『行田の黒い霧をはらう』


『ペルシャ人が飛鳥に』


『小柴垣草子』


『後白河上皇ダントツ』


『ブスと美人』


『死んでも生きてる』


『失意の太田将宏』



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『オルフェと聖徳太子』


『源氏物語とおばさんパンツ』


『霊仙はなぜ毒殺されたの?』


『紫式部が地獄へ』


『破戒僧円載』


『アショーカ王の愛と苦悩』


『どら平太の世界』


『三四郎とデンマンさん』


『ヒトラーの姪』


『ゴヤと三島由紀夫』


『仏陀とキリストと娼婦』



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『ズロースと戦争』


『伊藤若冲ブーム?』


『ブッダと物理学』


『加藤清正ブーム?』


『愛憎と三輪山』


『松原智恵子 お尻ペンペン』


『坂本龍馬は流れ者か?』


『野ざらし』


『紫式部堕獄説』


『日本最古のポルノ?』


『源氏物語の性描写』


『寅さんの本棚と急行まつしま』


『ヒトラーは草食系?』


『ブッダとキリストと娼婦』


『顔文字とオナラ』



(hama10.jpg)


『宝暦の恨みを明治維新で』


『デウキと紅葉@行田』


『薄い陰毛と紅のボートピープル』


『江戸の閨房術』


『ずるがしこい現代人』


『春画@源氏物語』


『千早振る』


『あれっ、松本清張』


『キスと源信』


『伎楽は呉から…?』


『紺瑠璃杯に魅せられて』


『神聖娼婦 マリア』


『安徳帝は生きていた』


『白石川の桜』



(maria05.jpg)


『ブログ村のマリア様』


『萌える済子女王』


『ピンク桃色@徒然』


『富沢金山の桜』


『ピンク桃色村』


『紫式部@徒然』


『絵里香@ペルー』


『ペルシャ人の楊貴妃』


『ん?佐伯今毛人』


『文学と歴史とウソ』


『百人一首ミステリー』


『芭蕉と遊女再び』


『映画とロマン@仙台』


『源氏物语中的性描写』


『忘れられた歴史ロマン』



(costa04b.jpg)


『おばさんパンツ@サンホセ』


『聖徳太子のチューター』


『オナラの曲芸』


『死海』


『漱石とオナラ』


『絵里香さん』


『美女とオナラ』


『アンバパーリー』


『ゆっくりと愛し合う』


『見ちゃだめ!』


『二重マチ付きズロース』


『麻生元総理』


『ネットのバカ女を捜して』


軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
(godiva05.jpg)



(byebye.gif)


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by denman705 | 2017-10-09 04:03 | 平成の紫式部


 


源氏物语中的性描写 (PART 1)


 



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デンマンさん。。。 タイトルの中に中国語の簡体字である“语”という文字が入っていますわねぇ~。。。



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あれっ。。。 卑弥子さんは現代中国語も知っているのですかァ~!?


この程度のことは いわば常識でござ~ますわァ~。。。 


その辺でアイドルを追っかけているミーちゃん、ハーちゃんは知りませんよゥ。。。


あたくしと その辺でトグロを巻いて遊んでいるミーハーと一緒にしないでくださいましなァ~。。。 つまり、上の中国語のタイトルは、日本語に訳すと“源氏物語の中の性描写”ということになるのですわねぇ~。。。


さすがは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授ですねぇ~。。。 おみそれしましたァ。。。


その程度のことで、あたくしを煽(おだ)てないでくださいなァ~。。。 で、いったい どう言う訳で中国語のタイトルを持ちだしたのでござ~ますかァ?


実は、北京市に住む周杰伦(ジョウ・ジエルン)君が中国の検索エンジンを使って検索して僕の Denman Blog にやって来たのですよ。。。



(ip216116b.png)


『拡大する』



IPアドレスを見せられても、それが証拠にはなりませんわ。。。



じゃあ、Denman Blog の6月26日の記録を見てください。。。



(wp70627a.png)


『拡大する』



上のリストの赤枠で囲んだ箇所に注目してください。。。 このリンクをクリックすると次の検索結果が出てくるのですよ。。。



(so70627a.png)



『拡大する』


『源氏物語の性描写』


『現時点での検索結果』



上のリストの赤枠で囲んだリンクをクリックしてデンマンさんの Denman Blog へやって来たのでござ~ますかァ?



そういうことです。。。 ちゃんと次の記録にも出ています。



(wp70627b.png)


『源氏物語の性描写』



赤枠で囲んだ箇所に注目してください。。。



あらっ。。。 でも。。。、でも。。。、『源氏物語の性描写』をお読みになったのは たったの2名ですわねぇ~。。。 相変わらず『床上手な女の7つの見分け方』がダントツですわァ~。。。



(kiss007.gif)


『床上手な女の7つの見分け方』



でも、北京市に住む周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は 迷わずに『源氏物語の性描写』を読んだのですよ。。。



(wp60719e.png)


『源氏物語の性描写』



周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は、どういうわけでダントツで読まれている『床上手な女の7つの見分け方』ではなく 『源氏物語の性描写』を読んだのでござ~ましょうかァ?



もちろん、“床上手な女”よりも 『源氏物語』の“性描写”に関心があったのですよゥ。。。


文学的な関心よりも“性描写”に興味を持って『源氏物語』を読むというのは邪道でござ~ますわァ。。。


あのねぇ~、『源氏物語』がこれほど世界的に知られるようになったのは、作品の中に“性描写”が書かれているという期待を持っている読者が多かったからなのですよゥ。。。


それは、デンマンさんの独断と偏見ですわァ~。。。


決して僕の独断と偏見ではないのですよ。。。 もう一度中国の検索エンジンの結果をじっくりと見てください。



(so70627a.png)



『拡大する』


『源氏物語の性描写』


『現時点での検索結果』



上のページは検索結果の5ページ目なのですよ。。。 つまり、北京市に住む周杰伦(ジョウ・ジエルン)君はトップのページから 一つづつ記事を読みながら2ページ目、3ページ目、4ページ目と順々に記事を見て、5ページ目の 8番目に やっと探していた記事に出くわしたというわけですよ。。。 しかも、僕の記事以外はすべて中国語の記事です。。。



つまり、周杰伦(ジョウ・ジエルン)君は、日本語もしゃべれるのでござ~ますか?


そうです。。。 彼は北京にある日本語学校で日本語を学んだのですよ。。。


『源氏物語』の中の“性描写”を読みたいために、日本語を勉強したのでござ~ますかァ?


そうですよう。。。


信じられませんわァ~。。。


あのねぇ~、この広い世の中には、『源氏物語』の中の“性描写”を読みたいと思っているネット市民がたくさんいるのです。。。


まさかァ~。。。?


口に手を当てて、そのように目を剥(む)き出してビックリしないでくださいよゥ。。。


その証拠でもあるのでござ~ますかァ?


もちろんですよ。。。 根拠もなく、いい加減な事を言えば、卑弥子さんが僕に寄せる信頼をすべて失ってしまいますからねぇ~。。。 僕は、そのような愚かな真似は絶対にしないつもりです。。。


分かりましたわァ。。。 余計な事は言わなくても結構ですから、その証拠というものを見せてくださいましなァ~。。。


では、次の検索結果を見てください。



(gog70627c.png)



『拡大する』


『現時点での検索結果』



「源氏物語の性描写」を入れてGOOGLEで検索したのですよ。。。



あらっ。。。 36、200件もヒットするのですわねぇ~。。。


そういうことです。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目してください。 


どうでもよいですけれども、どうして あたくしが上の結果の中に“おばさんズロース”を穿いて登場するのでござ~ますかァ?


卑弥子さんが僕に呼び出されて出てくれたので、ご褒美のつもりですよ。。。


このような時に ダサい“おばさんズロース”を あたくしに穿かせないでくださいなァ~。。。 んもおおおォ~。。。


卑弥子さん、“おばさんズロース”のことで話していると 長い記事が更に長くなるので本題に入りたいのですけれどォ~。。。


分かりましたわァ。。。 で、赤枠で囲んだ記事のタイトルが その証拠だとデンマンさんは言うのでござ~ますかァ~?


その通りですよ。。。 つまり、“源氏物語の性描写って そんなにすごいんですか?”と興味をもっているネット市民が北京市に住む周杰伦(ジョウ・ジエルン)君以外にも たくさんいるわけですよ。。。 「それほどすごい性描写が載っているのなら、あたしもぜひ読んでみたいわァ~」とlady3chさんも思ってYahoo知恵袋に質問を寄せたわけです。



源氏物語の性描写って


そんなにすごいんですか?



(question8.png)


例えばどのように描写されてるんですか?


学校でも習わなかったので。


lady3chさん 2011/12/620:33:40




 


あの尾木ママがテレビで『源氏物語』の性描写はスゴイ、などと言ってしまったので、ますます誤解を招いているようですが…


結論から言うと、『源氏物語』にはスゴイというほどの性描写はありません。


エロ小説やポルノ画像に囲まれている現代人にとっては、物足りないどころか「何もしていない」に等しい描写しかありませんよ。


性描写横溢説をとる人たちは、物語に出てくる様々なものを、やれ男性器(ファルス)の暗喩(メタファー)だ、やれ肛門期の性的不安だ、などと象徴づけたがるのですが、こういう牽強付会を許してしまうと、すべての物語はポルノ小説となるでしょう。……フロイト学説の、誤った応用です。


『更級日記』には、伯母からもらった『源氏物語』に耽読していた少女時代の筆者が記されていますが、当時の筆者は14歳程度でしょう。


そんな少女にポルノまがいの物語をプレゼントする伯母がいますか?


いかに当時の婚期が現代人より早いとは言え、夫婦の夜の営みの解説書を贈呈する風習など、当時だってありません。


つまり、当時の人たちも『源氏物語』を大河ドラマとして受け取っていたわけです。


性描写がリアルな古典なら、もっとエグイのがありますよ。


『源氏物語』が未だにポルノ小説呼ばわりされているのは、みなウワサばかり信じてそもそもの本文を読んでいないからです。


尾木ママは読んでいるとは思いますが、あの発言はテレビ用ですから。 ←つまりウワサの助長ですね。


彼のあの発言は、世の人が『源氏物語』に少しでも触れる機会がありますように、という教育者のご親切な動機付けじゃないでしょうか。



(ogi001.jpg)





Yahoo!知恵袋
『源氏物語の性描写ってそんなにすごいんですか?』より



『源氏物語』はポルノ小説ではないのだから、ミーちゃん、ハーちゃんが期待するようなムンムン、ムレムレの強烈な性描写などあるはずがないのですよ。。。



でも、そのように期待するネット市民がたくさんいるのでしょうか?


そうですよ。。。 lady3chさんも その一人です。。。


でも。。。、でも。。。、どうして、ネット市民の多くの皆様は そのように期待してしまうのでしょうか?


例えば、次のような本が世間に出回っているのですよ。。。



音勢(おとせ)は夜に入っても帰らない。


(母親の)浅香の酌で酒を飲んだ吉光公は、


したたかに酔い、横になる。


浅香がまめまめしく尽くす。


当然のなりゆきとなる。


 (ここからは読み下し文)


浅香は久しく男の傍らを、遠ざかりつることなれば、


歳はとっても何となく、初々しさに気もときめき、


自由になれば吉光は、やがて抱きしめ手をやつて、


山繭の腰巻を、探りひらきて内股へ、


わり込み給へば思ひの外、肌ざわりさへすべすべし、


毛はふつさりと房やうじを、並べていぢる如くなる、



(kunisa52b.jpg)


だんだん奥へさしこむ手先に、紅舌(さね)はさはれどこの辺り、


吐淫ぬらぬら溢れ出て、滑(ぬめ)りて紅舌もつままれず、


況(ま)して陰門の両淵は、流るるばかりのありさまに、


吉光もはや堪(たま)りかね、両手でぐつと内股を、


おし広げて足を割込み、鉄火に等しき一物をあてがひて


二腰三腰、おせば下より持ち上げる、


はずみにぬるぬる毛際まで、何の苦もなく押し込めば、


その開(ぼぼ)中の温かさは、いふも更なり忽地(たちまち)に、


子宮(こつぼ)ひらけて鈴口を、しつかと咥(くわ)へて内へひく、


その心よさ気味よさは、何に喩(たと)へんものもなく、


吉光は目を細くなし、口をすぱすぱ吸いながら、


大腰小腰九浅一深、上を下へとつき立て給ふに、


浅香は子供を二三人産みたる開(ぼぼ)にて、


さまざまの道具だてさへ多ければ雁首(かりくび)より胴中へ、


ひらひらしたもの巻きついて出しいれのたび玉茎(たまぐき)を


しごくやうにてえも言はれず、吉光あまたの側室を抱へ、


いろいろ楽しみたりといへど、かかる稀代の上開(ぼぼ)は、


いまだ覚えぬばかりにて、それいくいくア、またいくと、


浅香が背中へ手をまわし、力一ぱい抱きしめて、


嬌(よが)り給へばさらぬだに、浅香は誠に久しぶり、


殊(こと)には太く逞しき、一物に突きたてられ、


ヒイヒイフウフウム、フウと、声をも立てず最初から、


精をやりつづけて息もはづみ、正体もなき折からに、



(kunisa53b.jpg)


アアソレいくよまたいくよと、男に嬌(よが)りたてられて、


何かは以(もっ)てたまるべき、五臓六腑を絞るばかり、


陰水どろどろずるずると限りもあらず流れ出て、


昔を今にかへり花、たのしく其夜を明したり。


 (ここから現代文)


そもそも浅香は色好みの性で、


15歳で大納言蟻盛卿のおそば勤め中にお手がつき、


というより浅香の方から手を取りて、


あげくは妊娠、卿は実家に帰らせる。



(kunisa54b.jpg)


産まれたのが音勢である。


世間の手前、出産前に婿を迎えたが、


とんでもない食わせ物で、すぐさま離縁した。



(saiko01.jpg)


 


(読み易いように改行を加えました。
赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)




158-160ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社新潮社



でも、この部分は紫式部が書いた『源氏物語』には出てこないのでござ~ますわァ。



もちろんですよ。。。 さっき言ったように『源氏物語』はポルノ小説ではないのだから。。。 上に引用した文章は、実は、「国貞三源氏」の一つである『正写相生源氏』のエピソードなのですよ。。。 昭和30年4月10日に原文が伏字無しで初めて出版されたのです。


つまり、映倫に引っかかるような極めてエロい。。。 うふふふふふ。。。 猥褻な。。。 ヤ~らしい文章で書かれているのでござ~ますか?


そうなのです。。。 エロに厳しかった昭和30年代としては勇気のいる出版だったのですよ。


。。。んで、『源氏物語』のどの帖と関係あるのでござ~ますか?


それが『源氏物語』の54帖のどれとも直接のかかわりはない。。。 ただし「ここに何れの御時にや。。。」と『源氏物語』の書き出しに似せて始まっているのです。 京は北嵯峨のあたりに、表に冠木の門を構え、築山(つきやま)や川の流れを備えた庭のある洒落(しゃれ)た屋敷があり、40歳ばかりの未亡人と14歳のひとり娘、それに二、三人の女中、老僕が住んでいるのですよ。


それで。。。?


母を浅香(あさか)といい、娘を音勢(おとせ)というのです。 家屋敷は借金の抵当(かた)に入っている。 つまり、この母と娘は貧乏な暮らしをしているのですよ。 でも、娘がチョ~美人で京の都では評判になっている。 その噂を聞きつけた21歳になる光源氏ならぬ吉光公(よしみつこう)が御所に上げよと言ってきた。


。。。で、母親はお金に目がくらんで娘を御所に上げるのでござ~ますか?


そうしないと話が進まない。。。 この母親がどこからか吉光公の噂を聞きつけてきた。


どのような。。。?


この吉光公は好色で、その上、巨根の持ち主だという。。。 まだ初潮を迎えたばかりの音勢(おとせ)には荷が重過ぎる。 そこで母親は近所のお金持ちで弓削道足(ゆげのみちたる)という名の50歳になる男に性教育を頼んだのですよ。


あらっ。。。 なんとなく、あの有名な弓削道鏡をもじったような名前ですわねぇ~。。。


それもそのはず。 この弓削道足(ゆげのみちたる)という男も巨根の持ち主なのですよ。


あらっ。。。 50歳になる巨根の持ち主に14歳の娘の性教育を頼んだのでござ~ますか?


そうなのです。 娼家では生娘(きむすめ)を店に出す前に、世慣れた年寄りに「水揚(みずあ)げ」をしてもらう。 つまり、男女の道を実地に教えるわけですね。 この初老の男は、かなり乗る気で「10両出すからぜひワシにやらせてくれ」と言う。 母親はお金が欲しいから二つ返事でお願いしますと言った。


でも、14歳の娘には、母親は何と言って説得したのでござ~ますか?


御殿勤めに必要な作法だから一生懸命に勉強するようにと。。。


なんだか、はしたないお話ですわねぇ~。。。 このようなエロいお話は本物の『源氏物語』にはないのでござ~ますわァ~。。。


でもねぇ~、何も知らないネット市民は、 『正写相生源氏』の中にエロい“性描写”があるから、『源氏物語』の中にもエロい“性描写”があるに違いないと 早合点(はやがてん)してしまうのですよ。。。 上のエピソードが書かれた『正写相生源氏』が出版されたのは、『源氏物語』では物足りないものを補(おぎな)うつもりだったのですよ。。。 要するに、『源氏物語』が無ければ生まれることのなかった作品です。


つまり、『源氏物語』からインスピレーションを受けて『正写相生源氏』が生まれ出たということでござ~ますかァ?


そういうことですよ。。。 要するに、Yahoo!知恵袋のベストアンサーにも書いてあるように、尾木ママは世の人が『源氏物語』に少しでも触れる機会がありますように、という教育者のご親切な動機付けのためにテレビで『源氏物語』の性描写はスゴイ、などと言ってしまったわけです。。。


源氏物語の性描写って そんなにすごいんですか?と思うネット市民は、尾木ママの影響を受けたのでござ~ますわねぇ~。。。


僕は、断定するつもりはありませんが、彼の影響は無視できないと思いますゥ。。。



(laugh16.gif)


 (すぐ下のページへ続く)


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by denman705 | 2017-06-29 03:03 | 平成の紫式部



 


源氏物语中的性描写 (PART 2)



【卑弥子の独り言】



(himiko22.gif) 


ですってぇ~。。。


あなたは、どう思いますか?


たとえ、尾木ママがテレビで『源氏物語』の性描写はスゴイ、などと言ってしまったとしても、


その話を真に受けて『源氏物語』を読み始めるのは邪道ですわよう。。。


絶対、読んでからガッカリしてしまうのでござ~ますわァ。。。


あとで、ガッカリしないためにも、他に面白いお話がるのですわよう。。。


あなたのために平安史、古代史の面白い記事を用意しましたわァ。


ぜひ お読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は


同腹の兄弟ではなかった。
 


天智天皇は暗殺された 


定慧出生の秘密 


藤原鎌足と長男・定慧 


渡来人とアイヌ人の連合王国


なぜ、蝦夷という名前なの?


平和を愛したアイヌ人


藤原鎌足と六韜


古事記より古い書物が


どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は


日本人でないの?


マキアベリもビックリ、


藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きます。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。
じゃあ、またねぇ~。。。



(hand.gif)


ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)



(surfing9.gif)




(sayuri5.gif)


ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。


卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




(miya08.jpg)


『下衆のかんぐり』


『桓武天皇のママがネットで』


『ござが天皇とGOOGLE』


『エロ 建礼門院』


『一敗が三人に!』


『行田の黒い霧をはらう』


『ペルシャ人が飛鳥に』


『小柴垣草子』


『後白河上皇ダントツ』


『ブスと美人』


『エロい話が好き?』


『死んでも生きてる』


『失意の太田将宏』



(annasalleh.jpg)


『オルフェと聖徳太子』


『源氏物語とおばさんパンツ』


『霊仙はなぜ毒殺されたの?』


『紫式部が地獄へ』


『破戒僧円載』


『アショーカ王の愛と苦悩』


『どら平太の世界』


『三四郎とデンマンさん』


『ヒトラーの姪』


『ゴヤと三島由紀夫』


『仏陀とキリストと娼婦』



(zurose2.jpg)


『ズロースと戦争』


『伊藤若冲ブーム?』


『ブッダと物理学』


『加藤清正ブーム?』


『愛憎と三輪山』


『松原智恵子 お尻ペンペン』


『坂本龍馬は流れ者か?』


『野ざらし』


『紫式部堕獄説』


『日本最古のポルノ?』


『源氏物語の性描写』


『寅さんの本棚と急行まつしま』


『ヒトラーは草食系?』


『ブッダとキリストと娼婦』


『顔文字とオナラ』



(hama10.jpg)


『宝暦の恨みを明治維新で』


『デウキと紅葉@行田』


『薄い陰毛と紅のボートピープル』


『江戸の閨房術』


『ずるがしこい現代人』


『春画@源氏物語』


『千早振る』


『あれっ、松本清張』


『キスと源信』


『伎楽は呉から…?』


『紺瑠璃杯に魅せられて』


『神聖娼婦 マリア』


『安徳帝は生きていた』


『白石川の桜』


『ブログ村のマリア様』


『萌える済子女王』


『ピンク桃色@徒然』


『富沢金山の桜』


『ピンク桃色村』


『紫式部@徒然』


『絵里香@ペルー』


『ペルシャ人の楊貴妃』


『ん?佐伯今毛人』


『文学と歴史とウソ』


『百人一首ミステリー』


『芭蕉と遊女再び』


『映画とロマン@仙台』


軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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(byebye.gif)


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by denman705 | 2017-06-29 03:02 | 平成の紫式部

紫式部@徒然 (PART 1)



 


紫式部@徒然 (PART 1)


 



(lotus68b.jpg)




(himiko22b.gif)


デンマンさん。。。 紫式部をまた取り上げるのでござ~♪~ますか?



(kato3.gif)


いけませんかァ~?


もしかして、京都の女子大学であたくしが腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているので わざわざ紫式部を取り上げてくださるのですかァ~?


。。。ん? 言われてみれば確かに卑弥子さんは 京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義していますよねぇ~。。。


あらっ。。。 “紫式部@徒然”というタイトルは あたくしとは全く関係ないのでござ~ますかァ?


もちろん、卑弥子さんが“平成の紫式部”と呼ばれていることを僕は知ってます。。。


マジで。。。?


だってぇ~、検索すると出てきますよ。。。



(gog70511c.png)



『拡大する』


『現時点での検索結果』



あらっ。。。 「卑弥子さんは平成の紫式部です」と入れて検索したのですわねぇ~。。。



そうですよ。。。 すると、96,900件もヒットするのです。。。


でも。。。、でも。。。、赤枠で囲んであるのはすべてデンマンさんが投稿した記事ですわァ。。。 でしょう?


確かに、そうかもしれないけれど。。。 「卑弥子さんは平成の紫式部です」と入れて検索した結果、96,900件もヒットするということは、ネット社会では卑弥子さんを“平成の紫式部”と認めているということですよ。。。


そうかしらァ~?


卑弥子さんが疑ってどうするのですか? 自信を持ってくださいよ!


。。。でも、今日のタイトルは、あたくしとは関係ないのでしょう?


あのねぇ~、ちょっと次のリストを見てください。。。



(liv70509a3.png)



『拡大する』


『失意の紫式部』



これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の日本時間で5月8日の午後11時2分から5月9日の午前2時22分までの約3時間半の「生ログ」の一部です。。。 赤枠で囲んだ箇所を見て欲しい。。。



あらっ。。。 5月8日の午後11時13分にGOOGLEで検索して『失意の紫式部』を読んだネット市民が居たのですわねぇ~。。。


そうです。。。


。。。んで、赤いアンダーラインが引いてある「リファラ」のリンクをクリックすると どのようか検索結果が出てくるのでござ~ますかァ?


次の結果が表示されるのですよ。。。



(gog70509a.png)



『拡大する』


『失意の紫式部』


『現時点での検索結果』



あらっ。。。 「紫式部」と入れて検索したのですわねぇ~。。。



そういうことです。。。 都内に住んでいる室井 香奈子(しつい かなこ)さんが検索して『失意の紫式部』を読んだのですよ。。。



(endo09d.jpg)



あらっ。。。 この御婦人が室井 香奈子(しつい かなこ)さんでござ~ますかァ!? 



そうです。。。 紫式部に夢と憧れを抱いているのですよう。。。


。。。で、赤枠で囲んである画像をクリックしたのでござ~ますかァ?


そうです。。。 すると、次の画面が出てくるのです。。。



(gog70509b.png)



『拡大する』


『失意の紫式部』


『実際のページ』



上のページの赤丸で囲んであるページを表示をクリックして 都内に住んでいる室井 香奈子(しつい かなこ)さんは『失意の紫式部』を読んだのです。



でも。。。、でも。。。、どのようにして室井 香奈子(しつい かなこ)さんが読んだと突き止めたのでござ~ますかァ?


IPアドレスを調べたのです。。。



(ip438b.png)


『拡大する』



デンマンさんは、すぐにIPアドレスを調べますけれど、プライバシーを保護するためにアクセスしたネット市民の名前までは確定できないことになっているのですわァ~。。。



分かってます。。。 分かってます。。。 僕もその程度のことは理解しているつもりです。。。 でもねぇ~、ナポレオンじゃないけれど、「成せば成る、成さねばならぬ何事も。。。」という格言があるように。。。


それは、ナポレオンではなく、米沢藩の第9代藩主、上杉 鷹山(ようざん)の言葉ですわ。。。


卑弥子さん。。。! たびたびツッコミを入れないでください。。。 あのねぇ~、室井 香奈子さんが、あとで僕にメールをくれたので確かめたのですよ。。。


。。。で、香奈子さんは、どういうわけで『失意の紫式部』に感銘を受けて デンマンさんにメールを出したのでござ~ますかァ?


実は、記事の中の めれんげさんのプロフィールを見たからなのですよ。



(merpro.gif)


『実際のページ』



上のページの中ほどを見ると「尊敬する人は? 紫式部」と書いてあるのですよ。



あらっ。。。 マジで、そう書いてありますわねぇ~。。。


さっきも言ったように香奈子さんは紫式部を尊敬して、夢と憧れを抱いているのですよ。。。 そういうわけで、めれんげさんに興味を持ったわけです。。。 ところが、めれんげさんの次の手記を読んで驚いた。。。




(sadgirl.gif)


不安と焦燥感と寂しさ


2004/10/03 18:28


もう、このままで生きてるんなら、


命いりません。


ドナーカード持ってるから、


心臓でも角膜でも、


なんでも持っていって下さい。


家族はいません。


承諾とらなきゃいけない人は


誰もいません。


 


by メレンゲ



(dokuro3.gif)




『自殺の名所』より
(2012年12月19日)



あらっ。。。 めれんげさんが2004年の10月に書いたのでござ~ますわねぇ。 「もう、このままで生きてるんなら、命いりません」と。。。



そうですよ。 めれんげさんが失意のドン底に居るときの手記です。。。


でも。。。 気まぐれに書いたということだって考えられるでしょう?


あのねぇ~、気まぐれに このような事は書けませんよう。


そうでしょうかしら。。。?


上の手記だけでは信用できないのならば次の手記も読んでみてください。



存在を否定してくれ



(lonely30.gif)


みんなわたしを否定してくれ
わたしの存在を否定してくれ


自分ひとりじゃ間に合わないんだ
みんなでわたしを否定してくれ


石ころのように扱ってくれ
虫けらのように踏みつけてくれ


やりきれない喪失感に
苛まれて生きるのはもうたくさんだ
自分のすべてを否定したいんだ
自分が存在することに吐き気がするんだ


命を断とうとしたさ
何度も何度も自分を破壊しようとしたさ

マヌケな命はそれでもこの世に
未練がましくのさばってるのさ


存在を消してしまいたい
誰からも見られたくない


 


めれんげ


August 28, 2009 15:19




『極私的詩集 存在を否定してくれ』より



この手記は めれんげさんが2009年の8月に書いたのですよ。 「命を断とうとしたさ 何度も何度も自分を破壊しようとしたさ」と書いているのですよ。 つまり、何度も自殺を試みたわけですよ。



でも、何度も自殺を試みたけれども、自殺するのはヤバイと後悔して めれんげさんは立ち直ったのでしょう?


いや。。。 この時点ではまだ立ち直ってないのです。


その証拠でもあるのでござ~ますか?


もちろんです。 僕は根拠の無い事は言わないように、書かないように最善の努力を払っているつもりですから。。。


御託(ごたく)は並べなくても結構ですから、細木数子のようにズバリ!ズバリ!と証拠を見せてくださいなァ~。


じゃあ、次の手記を読んでみてください。



人生に期待するな



(lonely15.jpg)



「人生に期待するな」


それがわたしの座右の銘だ


ほら、そのとおりになったじゃないか


夢も希望も持たずに生きてきたのは


間違いじゃなかったんだ


おかげで失望にも出会わなかったさ


あとは死に場所を探すだけだ


 


by めれんげ


September 26, 2009 18:40




『極私的詩集 人生に期待するな』より



こうして1ヵ月後には「あとは死に場所を探すだけだ」と書いて、マジで死に場所を探しに行ったのですよ。



あらっ。。。 めれんげさんは、何度も失意のドン底に落とされてしまったのですかァ~?


そうですよう。。。 卑弥子さんにも、やっとめれんげさんの“失意”が理解できたようですね。


でも。。。、でも、紫式部が失意のドン底に居たなんてぇ、聞いた事がござ~ませんわァ。


やだなあああァ~。。。 卑弥子さんは、もう忘れてしまったのですか?


何をでござ~ますかァ~?


卑弥子さんと僕で、2013年10月27日に 紫式部の失意について、次のように語り合ったのですよう。




だいたい、あたくしはデンマンさんがおっしゃる源氏物語が“摂関文学”だ!という決め込みには大反対なのですわ。



あのねぇ~、NHKの番組でも源氏物語は当時の摂関政治と密接に関係していると言っているのですよ。 次の表を見てください。



(ganji112.jpg)



紫式部が活躍する寸前の宮中では一条天皇が健在だった。 当時の実力者である藤原道隆は娘の定子を女御として入内させた。 この定子は、後に中宮となるのですよ。 父の兼家が死ぬと、藤原道隆は後を継いで関白となる。 朝政を主導するのだけれど、僅か5年ほどで病に倒れ、嫡男の伊周を後任の関白にと願うけれど、伊周は内大臣のまま亡くなってしまう。 つまり、定子は宮中での後ろ盾を失ってしまうのですよ。 



後ろ盾を失うと どうなるのでござ~ますか?


定子は宮中でイジメにあったのですよ。


まさかァ~?


まさかじゃないですよ。 それが当時のイジメの構造だったのです。 そこに付け込んで裏で動いていたのが藤原道長だった。 卑弥子さんも知ってのとおり 定子はイジメにあって、とうとう尼さんになって出家してしまう。


それで藤原道長は どうしたのでござ~ますか?



(ganji114.jpg)



藤原道長は娘の彰子を一条天皇の中宮にした。 ところが一条天皇は定子の事が忘れられない。 それで、また定子を宮中に入れて中宮とした。 要するに、一条天皇にとって彰子は少女っぽくって面白くない。 それで定子のことばかり愛している。 彰子の父親である道長には、この事が面白くない。 宮中で権力を握るためには、なんとかして一条天皇が彰子を好きになってくれないと困る。 つまり、彰子が一条天皇の子供を生んでくれないと外祖父として権力を握る事ができない。 それで雇ったのが紫式部だったのですよ。



でも、それは違うと思いますわ。


どうして。。。?


ちょっと源氏物語の宮中の表を見てくださいまし。



(ganji113.jpg)



源氏物語の中では、このようになっているのですわ。 桐壺更衣が定子で藤壺更衣が彰子だと デンマンさんは言うのでしょう?



その通りですよ。


だとしたら、源氏物語の主人公・光源氏が藤原道長の 言わば敵である定子、つまり、物語の中の桐壺更衣と帝(みかど)の皇子にするのは、可笑しいのではござ~ませんか? 


あのねぇ~、主人公の光源氏を藤壺更衣、つまり、現実の宮中の彰子と帝の子供にするのか? あるいは適陣の定子と帝の子供にするのか? それは、たいした問題じゃない! 要点は、源氏物語を読んで面白い物語にすることが重要なのですよ。


どういうことでござ~ますか?


つまり、“源氏物語”は言わば日本版“千夜一夜物語”なのですよ。



(senya02.jpg)



紫式部に面白い物語を書いてもらって、その物語を彰子が一条天皇に読んで聞かせる。 すると、その物語の面白さに惹かれて一条天皇が毎晩のように彰子のベッドルームにやって来る。 そうすれば一緒にベッドに入る機会も多くなるのですよ。 実際、そうやって、やがて敦成(あつひら)親王が生まれたのですよ。 つまり、藤原道長は紫式部に源氏物語を書かせて本来の目的、つまり、彰子に天皇との間に皇子を生ませるという目的を達成したのですよ。



その確証でもあるのでござ~ますか?


確証はないけれど、状況証拠ならばありますよ。


その状況証拠とは。。。?


現在に読み継がれている、これほど有名な源氏物語の作者の実名さえ、その没年さえ後世に伝わってない。 現在のわれわれは作者が“紫式部”だとしか知らない。 紫式部は謎めいているのですよ。 卑弥子さんも不思議だとは思いませんか?


そうですわね。 言われてみれば。。。 でも、その当時の女性は、ほとんどすべての女性が無視されていたのが普通でしたわ。


でもねぇ~、源氏物語は世界的にも有名な物語ですよ。 紫式部の実名も、没年も、謎に包まれているのは、彼女が宮中の舞台裏、つまり、藤原道長の陰謀を知りすぎていたからですよ。 だから、源氏物語が完成し、道長の陰謀が成就され、彼の目的を達成させると、紫式部は“知りすぎた者”として抹殺されないまでも、不遇な余生を送らされたのですよ。


つまり、紫式部は藤原道長の陰謀の一端を担っていたとデンマンさんはおっしゃるのでござ~ますか?


その通りですよ!


だから、わたしは何が何でも文学を歴史に結びつけるデンマンさんの解釈が嫌なのですわ。




『卑弥子の源氏物語』より
(2013年10月27日)



つまり、日本人ならば紫式部のことを誰でも知っているのですよ。 ところが、これだけ有名な紫式部がいつ亡くなったのか誰も知らない。 どうしてなのか? 卑弥子さんは不思議に思ったことがありませんかァ?



だから、歴史家が書くべきなのに忘れて書けなかったのですわ。


あのねぇ~、これだけ有名になった紫式部が亡くなった事実をどうして歴史家は知らなかったのか? すべての歴史家が忘れてしまったのですか? 卑弥子さんは不思議に思いませんかァ~?


言われてみれば、確かに不思議でござ~ますわァ。


でしょう!?。。。 あのねぇ~、紫式部は藤原道長の陰謀を知りすぎていたからですよ。 道長に睨まれている。 だから、誰も紫式部の事を話題にしたくてもできない。


どうして。。。?


紫式部のことを話題にすれば、時の権力者である藤原道長に睨まれて左遷させられたり、村八分にされてしまう。 結局、紫式部は失意と不遇の内に余生を送らなければならなかったのですよ。


つまり、紫式部も、めれんげさんのような手記を書き残したのでござ~ますか?


いや。。。 紫式部はエネルギーのすべてを『源氏物語』に注ぎ込んだために、自殺をするような負のエネルギーは残されていなかった。 だから、自殺願望の手記など残さなかったのですよう。


じゃあ、結局、人知れずに亡くなったのでござ~ますか?


そうです。


でも、香奈子さんは、どういうわけで『失意の紫式部』を読んで デンマンさんにメールを出すほど感銘を受けたのですか?


これほど有名な紫式部といえども、本名も伝わっていなければ、いつ亡くなったのかも伝わってない。。。 しかも、紫式部を尊敬している めれんげさんも失意のどん底に落ち込んで何度も自殺を試みた。。。


つまり、香奈子さんも失意に落ち込んだことがあるのでござ~ますか?


だから、本人は、かなりのストレスを溜め込んで、もう駄目かと思った時もあったと言うのですよ。。。 でも、自殺までは思いもよらなかった。。。 


それで。。。?


めれんげさんの次の詩を読んで香奈子さんは救われたと言うのです。。。



小さな赤い花


 



(lotus1.gif)


 


わたしをあなたの庭に咲く


小さな赤い花にしてください


そして、お水を注ぎながら


何かお話を聞かせてください


わたしは何も言えないけれど


あなたの言葉を聞きながら


いろんなことを思うのです


あなたに愛されるように


いつまでも綺麗に


咲いています


だからわたしのことを


忘れずにいてください


 


by merange (めれんげ)


2010.02.19 Friday 10:24




『即興の詩 小さな赤い花』より


(旧・『即興の詩』サイトは めれんげさんが
会費を滞納したため削除されました。
)


『永遠の愛のコラボ』に掲載



この めれんげさんの詩が香奈子さんの落ち込んだ気持ちを救ったのですか?



そうです。。。


信じられませんわ。。。


あのねぇ~、“信じる者は救われる!”と昔の人は言ったのですよ。。。 だから、香奈子さんのように上の詩を信じる者は救われるのです。。。



(laugh16.gif)


 (すぐ下のページへ続く)


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by denman705 | 2017-05-12 02:58 | 平成の紫式部

紫式部@徒然 (PART 2)




 


紫式部@徒然 (PART 2)



【卑弥子の独り言】



(himiko22.gif) 


あなたは、どう思いますか?


そんなに簡単に、信じる者は救われるのでござ~♪~ましょうか?


でも、あたくしは、次の歌を聴くと なんだか救われるような気持ちになるのでござ~ますわァ。。。


あなたも ぜひ聴いてくださいませぇ~。。。



(whitecliff.jpg)



ところで、くどいようですけれど、あたくしは“平成の紫式部”と呼ばれているのですよ。


信じられないでしょう?


もし関心があったら『卑弥子の源氏物語』を読んでくださいませぇ~。



(genjiero4.jpg)


『卑弥子の源氏物語』


どうですか? あたくしが“平成の紫式部”だと納得がゆきましたかァ~?


ええっ。。。 ちょっと納得がゆかないのですかァ?


でもねぇ~、あたくしは 一応 京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているのでござ~ます。


だけど、どういうわけか結婚相手が 現れないのですわよゥ。


あたくしは別に高望みはしていないのでござ~ますう。


“寅さん”のような人でもいいのです。。。


ついでだから、寅さんの映画でも見てください。



(tora019.jpg)



ちなみに、紫式部のお話も面白いですけれど、古代の話も心にしみます。


たまには、日本の古代史の記事も読んでくださいませぇ。


そういうわけで あなたのために平安史、古代史の記事を用意しました。


ぜひ 覗いてみてくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は


同腹の兄弟ではなかった。
 


天智天皇は暗殺された 


定慧出生の秘密 


藤原鎌足と長男・定慧 


渡来人とアイヌ人の連合王国


なぜ、蝦夷という名前なの?


平和を愛したアイヌ人


藤原鎌足と六韜


古事記より古い書物が


どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は


日本人でないの?


マキアベリもビックリ、


藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きます。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。
じゃあ、またねぇ~。。。



(hand.gif)


ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)



(surfing9.gif)




(sayuri5.gif)


ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。


卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




(miya08.jpg)


『下衆のかんぐり』


『桓武天皇のママがネットで』


『ござが天皇とGOOGLE』


『エロ 建礼門院』


『一敗が三人に!』


『行田の黒い霧をはらう』


『ペルシャ人が飛鳥に』


『小柴垣草子』


『後白河上皇ダントツ』


『ブスと美人』


『エロい話が好き?』


『死んでも生きてる』


『失意の太田将宏』



(annasalleh.jpg)


『オルフェと聖徳太子』


『源氏物語とおばさんパンツ』


『霊仙はなぜ毒殺されたの?』


『紫式部が地獄へ』


『破戒僧円載』


『アショーカ王の愛と苦悩』


『どら平太の世界』


『三四郎とデンマンさん』


『ヒトラーの姪』


『ゴヤと三島由紀夫』


『仏陀とキリストと娼婦』



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『ズロースと戦争』


『伊藤若冲ブーム?』


『ブッダと物理学』


『加藤清正ブーム?』


『愛憎と三輪山』


『松原智恵子 お尻ペンペン』


『坂本龍馬は流れ者か?』


『野ざらし』


『紫式部堕獄説』


『日本最古のポルノ?』


『源氏物語の性描写』


『寅さんの本棚と急行まつしま』


『ヒトラーは草食系?』


『ブッダとキリストと娼婦』


『顔文字とオナラ』



(hama10.jpg)


『宝暦の恨みを明治維新で』


『デウキと紅葉@行田』


『薄い陰毛と紅のボートピープル』


『江戸の閨房術』


『ずるがしこい現代人』


『春画@源氏物語』


『千早振る』


『あれっ、松本清張』


『キスと源信』


『伎楽は呉から…?』


『紺瑠璃杯に魅せられて』


『神聖娼婦 マリア』


『安徳帝は生きていた』


『白石川の桜』


『ブログ村のマリア様』


『萌える済子女王』


『ピンク桃色@徒然』


『富沢金山の桜』


『ピンク桃色村』


軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
(godiva05.jpg)



(byebye.gif)


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by denman705 | 2017-05-12 02:57 | 平成の紫式部